HOME >鉄筋探査
▼ 鉄筋探査とは?
コンクリート構造物の鉄筋の配筋状態・かぶり厚・鉄筋の直径などを調査し施工管理状態の品質を確認したり・改修工事・耐震補強などに
使用するコア穿孔工事やあと施工アンカー工事の鉄筋切断を防ぐ為確認調査で施工作業前に使用されています。※かぶり厚・・・コンクリートの表面から鉄筋の表面までの最短距離。
▼ 電磁誘導法とは?
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電磁誘導法は、試験コイルに交流電流を流すことによってできる磁界内に、試験対象物を配置する事に
よって試験を行う。鉄筋は、軟鋼材であるので電磁誘導試験が可能である。
この試験方法をコンクリート構造物で使用すると鉄筋位置やかぶり測定ができる。また、機器の種類により
鉄筋径の推定が可能である。
▼ 電磁誘導の特徴
- 鉄筋位置とかぶりの測定が同時にでき、コンクリート表面の影響を受けない。
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▼ 適用範囲
- 電磁誘導法は、かぶりが比較的浅い場所で非常に有効手段である。浅ければ浅いほうが分解能も良く確実な探査および測定が可能である。
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▼ 電磁誘導法を使用している検査機
▼ 電磁波レーダー法(パルス電磁波レーダー法)とは?
- 電磁波をアンテナからコンクリート表面に向けて放射すると、その電磁波がコンクリートと電気的性質の異なる物質、例えば、鉄筋、空洞等との境界面で反射され、再びコンクリート表面に出て受信アンテナに受信される。この送信から受信に到るまでの時間から、反射物体までの距離を知ることができる。平面的な位置は、距離計を
内臓した装置を移動させることにより、位置情報を得ることができる。
▼ 電磁波レーダー法を使用している検査機